地理受験応援ブログ

受験生がスマホで一息つきながらも地理の知識を蓄えてくれたら嬉しいです。

【点数アップの近道?】地図を描く

第2回ノート術

地理のノートをまとめるうえで役立つ

地図を描くスキル」について書こうと思います。

 

私は学んでいく中で得た知識を地図帳に書き込んでいくことが地理の勉強には有効だと考えています。(地図帳の使い方についてはまた後日書いていこうと思います。)

 

でも、書くことがたくさんある場合はどうしてもノートにまとめていかないと書ききれませんよね。私も模試で間違えた問題をノートにまとめていました。

 

そんな時に役立つのが「地図を描く」こと。

 

例えば、「ポリネシア」の位置を覚えるときに

「えっと、北緯21度・西経157度のハワイと、、、南緯27度・西経109度のイースター島と、、、南緯45度・東経160度のニュージーランドの端っこを結んだ三角形だっけ」

 みたいに文字では覚えないですよね。

 

自分の手で地図を描いて、ビジュアル化すれば早いし覚えやすいです。

 

ちょっと書いてみましたが、こんな感じ。

 

ポリネシアは東経何度から西経何度までを指すか?」

なんて問題は出ませんから、位置はだいたい覚えておけば大丈夫です。

 

え?

 

そんな変な形のオーストラリア描くぐらいなら、

白地図を使えばいいじゃんって?

 

そうですね笑

もちろん白地図に書き込んでいくのでも十分勉強になります。

 

でも私は地図を見ながら手書きでノートに描くことで、半島や湾、国の位置関係をあっという間に覚えてしまうと思います。

 

あと、私は面倒くさがりなので白地図を印刷したり切ったりするのがこの上なく億劫なんです笑

 

地図を描くのは最初は難しいので、

ノートの下に地図を入れて写してみてもいいかもしれません。

 

私の高校時のノートを見つけましたが、このアフリカはキレイすぎるのでおそらく写していますね。

 

ちなみに、

フリーハンドで描くコツは「緯度・経度を先に描く」ことです!

 

まずボーっと地図を眺めて目印になる緯度・経度を見つけます。

(あくまで例なので、こんなに丁寧に描く必要はありません。)

経度0°(本初子午線)

グリニッジ天文台ですので、ロンドン、スペインの東海岸などを通ります。

 

東経10°

デンマークのあるユトランド半島、ドイツのハンブルクイタリア半島の付け根とか。

 

北緯60°

北欧3か国の首都オスロストックホルムヘルシンキ)があります。

 

北緯40°は重要

地中海の真ん中を通っています。北緯・南緯ともに40°付近は地中海性気候になりやすく、ブドウがとれるので北半球・南半球ともにワインの産地が多いです🍷

 

こんな感じで線を引いたら、目印を描いていきます。

 

あとは、それを繋げばヨーロッパ。

 

うーん、経度の間隔が広すぎて横長のヨーロッパになってしまいました。。。スペインもデカいな。。

まあだいたいで大丈夫です。

 

それから、略地図も覚えておくと便利です!

慣れてきたら、地図を描くのに時間をかける必要はありませんからね!

テレビの天気予報も直線的な海岸線だけど日本って分かります。

 

例えば、海流を覚えるのに細かく大陸の形を描く必要はありません。

私が好きなのはこの三角形大陸

 

10秒で描けます。

 

ここに覚えたいことを書く。

こんな感じ。

このヘンテコ世界地図でも十分でしょ?笑

 

文系地理専攻の方などはたくさん地図を描くと思うので、地域ごとに自分なりの略地図があると便利かもしれません。

 

まとめ、

・ノートには地図を描いてビジュアルで覚えよう!

・緯線・経線を意識するときれいに描ける!

・慣れたら略地図で時短!

 

 

小話ですが、

ある入試で「モスクワ(東経37°)とほぼ同経度の都市を選びなさい」という問題がありました。

 

選択肢はたしか、

①ダマスカス ②テヘラン ③アテネ 

みたいな感じ。

 

かなり正答率が低かったようですが、これも普段から地図を描いていれば分かります!

ちなみに正解は①ダマスカス(シリア)です。

 

ではまた。